レオナルド・ダ・ヴィンチの食事観や食生活にも影響を与えたのではないかというプラーティナ著「De honesta voluptate et valetudine」。1487年にラテン語から民衆が読めるイタリア語に翻訳されヴェネチアで出版されたこの本は、食材・料理法・食事の仕方・適切な運動やダイエットまで幅広い内容が展開され(全10章)、最後にワイン論で締めくくられています。そのワインの項は魅力的な書き出しで始まります。「ワインのない夕食にしても、昼食にしても、そういう食事は楽しくないばかりか健康に良くない」。(参考:西村暢夫「イタリア食文化の起源と流れ」)
ルネッサンスの時代には多くの都市国家がイタリア半島に発展し、この頃からすでに各地域で郷土料理と地産のワインが食卓にのぼり人々に楽しまれていたことが分かります。レオナルド・ダ・ヴィンチはどんなワインを飲んでいたのでしょうね。

前置きが長くなりましたが、リリブではその土地ならではの個性の強い食材やワインを輸入し、なるべくその地域の背景にある食文化やライフスタイルも一緒に海を越えて日本に紹介できたら、と取り組んでいます。
リリブが輸入しているワインは、①自国内の消費がメインであること。②日常的に地元の人達に郷土料理と一緒に楽しまれていること。③小規模な生産者であること。④人とのつながりや何か必然な縁のもとに知り合った生産者であること。を基準に2008年から輸入を開始し現在は以下の5社を取り扱っています。

・Cantina del Glicine (ピエモンテ州)
・Eraldo Viberti (ピエモンテ州)
・Bricco Mondalino (ピエモンテ州)
・Valfaccenda (ピエモンテ州)
・Draga (フリウリ・ヴェネチア・ジュリア州)


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カンティーナ・デル・グリチネはクネオ県ランゲ地方ネイヴェ村ににあるワイナリーで、村を代表する伝統的なワインの作り手です。17世紀から続くセラーを受け継ぐベジタリアン夫妻が丹精に作り出すワインはきめ細やかで奥ゆかしい味わいです。

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エラルド・ヴィベルティはランゲ地方のバローロの名醸造地として有名なラ・モッラ村のワイナリーです、自ら毎日畑に出て、ぶどう栽培から醸造までワイン造りのほぼすべての工程を手仕事で行っている氏の素晴らしいワインをご賞味下さい。

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ブリッコモンダリーノは300年以上の歴史を誇るモンフェラートのワイン醸造家です。ワイナリーは標高984フィートに位置しており、古くから秀逸なバルベーラとグリニョリーノの作り手として知られています。

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ヴァルファッチェンダは2010年にルカ・ファチェンダによって造られました。アルネイス種とネッビオーロ種から生まれるロエロDOCGという素晴らしいワインを皆様にお届けすることを最大の目標にするワイナリーです。